雁乃

第一夜 (2001/07/25)

粘土を練っています。

第二夜 (2001/07/27)

前回の土台のうち、胴と上腕部を修正して粘土をつけました。粘土のつけ方も前作と少しずつ異なっています。表面が乾いたら側部に切込みを入れ、包帯を巻いて更に乾燥。扇風機の前で2日くらい放置しておきます。回を重ねる毎に上達していれば良いんだけれど。

第三夜 (2001/07/28)

風乾中。そろそろ土台から外そうかな。

ユザワヤに行って人形の目を買ってきました。おんなじサイズのプラスチックアイ。今度は茶色を2つと紫がかった灰色をひとつ、買ってみました。親が目だけをみて「え そんなもの売ってるんだ。なんだか怖い」と驚いていました。上手くすれば目玉の親父も夢ではありません。作ってしまおうか(笑)。以前買っていたグリーンの目は作業過程で細かい傷がついてしまったので、これからはこの目を作業用にして、仕上げ前に新しい綺麗なのと取り替えることにしました。

第四夜 (2001/07/29)

土台から外し、内側のひび等を綺麗に埋めて、二分された胴と四肢をそれぞれつなぎ合わせました。早速、今後やり直さねばならないであろう部分を発見!あーあ。土台が前作と殆どおんなじなので姉妹にしたいのだけれど、姉妹がどうこう云える段階までいけるのであろうか、一抹の不安を感じます。

第五夜 (2001/07/30)

手足に肉付け。でも調整はまだまだです。手足を作るの、細かすぎて苦手です…それに左右が名かなか同じような大きさになってくれない。
胴、四肢は引き続き風乾中。

第六夜 (2001/08/07)

調整開始!木の粘土の変わりにウッディフォルモを使っているのですが、粒子が細かいせいで密度が高く、従って重たくなっています。更にやすりで削るときに目がつまりやすいので、これよりかは木の粘土のほうが作業効率が高いと思います。ウッディフォルモのほうがダマになりにくいんだけれども。

第七夜 (2001/08/08)

前途多難です。このやり方だめなのかなー(泣)。削りまくらなきゃいけないし、粘土も付け足さなきゃいけません。

第八夜| (2001/08/09)

調節つづきます。顔面部の調整に入り、鼻と頬と口と額を盛り上げました。

第九夜 (2001/08/13)

まだまだ先が長いです。球体部分の調整続く…。

第十夜 (2001/08/15)

顔をいじりました。眼球をつけてみて目の位置を決めたり、頬に粘土を足したり。肩の球体と受け部分はほぼ出来上がりましたが他の部分はまるで未完成です。

第十一夜 (2001/08/20)

やすりをかけて関節球を完成させ、受け皿の製作に取り掛かります。粘土が乾くまで放置。

第十二夜 (2001/08/20)

ひたすら削って足しての繰り返しです。やっと関節部分が完成にこぎつけそうです。前回あれだけ痛い目を見たのに、今回もまた削りすぎて右足に穴があいてしまいました(泣)。必死の形相で粘土を足し、なんとか修復完了♪あとは最終調節&関節球の穴を掘らねば。穴を掘るのは簡単です。カッターナイフで型を抜くだけ、あとはやすりで綺麗に磨けばすぐです。 今回、「木の粘土」の代わりに使った「ウッドフォルモ」の使い心地があまりよくないので思うように削ることが出来ません。「木の粘土」は荒め(といってもやすりがけしたら表面が充分に滑らかになる程度には細かいですが)だったのですが、「ウッドフォルモ」は粒子が細すぎてしかも紙粘土のように繊維状のものが含まれてるっぽいので削りたいところだけを削るのが難しいのです。連鎖的に周りも削れてしまったりします。やっぱり一手間かかっても「木の粘土」がいいみたいです。あと1体分くらい「ウッドフォルモ」が残っているので、我慢して使わなきゃ。貧乏は大変(笑)。

第十三夜 (2001/08/23)

球体部分が完成しました。頭部に針金をわたした後に閉じ、耳をつけます。

第十四夜 (2001/08/24)

頭部完成。これで本体形成は終わりです〜。やっと!
 塗りは姉妹同時進行です。まず2対1の割合でクロスクレイと木工用ボンドを混ぜて人形の表面にくまなく塗ります。
 そして塗装。塗装は今回もジェッソを使うことにしましたが、前回の行程から全体の着色を省くため、あらかじめジェッソにアクリルガッシュを混ぜて肌色にしてから塗装開始です。アクリルガッシュというのは不透明のアクリル絵の具で、塗ると表面がつや消しの感じになります。しかしジェッソと混ぜてどうなるかは試したことないので少し不安でした。でも時間がないのでぶっつけ本番!あとは運に任せます!!今回初めて目玉を入れたので、瞳の部分が塗装によってつぶれる心配を考慮しマスキングテープで保護しました。結構念入りに目を閉じます。
 塗装は薄めに塗って5〜8回重ね塗りをしました。
 出来上がってマスキングテープをはがすと、なんだか失敗した感じです…。

第十五夜 (2001/08/30)

頭の塗り・磨きを終え、次は髪の毛をつけます。髪の毛の扱いは、実は一番苦手な作業です。絡まるし、ボンドに思うように付着しないし、かと思うと余計なところにくっついたりして苛立ちが募ります。私が髪の毛を克服できる日はいつ来るのでしょうか。

第十六夜 (2001/08/31)

 姉と並行して髪の毛をつけました。しかし妹のほうはおかっぱ頭なので割りと楽です。いまは紙がぼわっとなるのを防ぐために、紙を筒状にして頭にかぶせてあります。コックさんみたいです。
 頭頂部の生え際が失敗しました。手法とか、ボンドのつけ方とか、修行が必要です。

第十七夜 (2001/10/20)

やすりがけを続けています。徹底的に滑らかにして、その後塗料をドバっと塗って、仕上げて終わり!の予定。でも、以前AKラボのRYOさんが教えてくださったことが反省点…。「本体の大まかなやすりがけが終わったあとにクロスクレイ(白くてどろどろした粘土)を塗ると、全体の凸凹が目立つから、その後さらにやすりがけすると良い」と…。本当にその通りです。後々まで凸凹を残すと、塗装の段階で泣きます。クロスクレイを塗る意味が、自分で作ってみて尚且つ人に教えてもらうまでわからなかったなんて、本当に愚かだなぁ。次回からはそれで頑張る予定です。

第十八夜 (2001/10/25)

別に進んでいないけれど…いま行っている手法についての言い訳を少々。
1) グラスアイを使わない理由
ワタクシが知っている人形作家の殆どは、作品にグラスアイを用いているし、それに拘っている人も多いみたいです。勿論ワタクシにとってもグラスアイは憧れの的なのですが、無所得の人間が下手な人形のために使えるお金は限られており、グラスアイに金銭を費やしている余裕が無いのが現状です。いつか満足行くボディを作れるようになったらグラスアイを手に入れて使ってみたいと思っています。
2) 塗装がジェッソである理由
これも1と同じような理由です。ボディの形の完成度を高めてから胡粉を用いようと考えています。本当はモデリングペーストがよいという話も聞きました。ジェッソは下地剤なので仕上げには向かないということもわかっています。しかし以前絵画用に買ってしまったジェッソをどうにかして消費したいワタクシは、モデリングペーストを用いずにジェッソを使いつづけている次第です。

第十九夜 (2001/10/28)

仕上げが終わり、ついに完成。塗り斑がちょこっとあるけれど、これ以上ぴかぴかに磨いちゃうと、肌の質感が帰って失われる感じがして適当なところで切り上げました。二作目に比べて、妹なのでちょっと顔が丸くて頭でっかちです。ボディのほうもこちらの方が形よい感じで、少しは成長しているのがわかります。

反省点 (2001/10/30)

■粘土。ウッディフォルモは粒子が細かすぎて扱いにくい。
■首が細すぎた。首とヘッドの関節も浅すぎたかジョイントが不完全。
■やっぱり手足の形はいまだ不自然なり。
■球体関節と受け皿がぴたっとくっついていない。ぶかぶか。
■自立しません…(泣)。人間の重心をもっと研究しなければならない。