P i n o
PINO製作を思い立つ (2003/05/20)
かわいいだけの人形じゃ面白くない。どこか自分を主張しているような人形でないと…とは思うのだが、かわいい人形が作れない自分への言い訳にしたくは無いので、とりあえず「かわいさ」だけを追求した人形を作りたいな〜と思い立った。
着ぐるみが作りたいってのもあり、ちまっこい子供人形(着ぐるみつき)がメインになりそう。
製作開始 (2003/05/21)
石膏鋳型を作るつもりで、以前小さな東部の原型を作っていたのだがどうにも大きかったので頭部を作り直した。サイズをもっと大きくした。
いつの間にか夏を越えてしまった (2003/09/24)
原型製作。
小さいから、関節も少ない。
首、肩、股、膝だけ。肘や手首・足首は固定されている。
しかし肘の関節がないと表情が格段に落ちる、かなぁ。
無理して肘関節をつけるかどうか、悩み中である。
小さいので修正もカンタン。
少しぐらい後になっても、原型の加工中ならまだまだ変更が利く。
しかしかわいい子を作るのは至難のわざだなぁ。
ぽっちゃり。ふっくら。
デブと紙一重の可愛さを追求してみる。
原型製作 (2003/09/25)
原型なので、妥協は許されない。今回のテーマは「どこから見ても可愛く」「ゴムでつなげなくても自立」である。どこから見ても可愛くというのは、多分満足に達成できるものではないだろう。でも原型だから、大量生産時に一々後悔していたくない。というわけで絶対に妥協は許されない。ゴムでつなげなくても自立するからだにも憧れるが、今回はぽっちゃり可愛い人形を目指しているので、細い人形を作るよりはバランスを取るのが楽だろうと思う。
しかし頭が大きいなぁ。削っていたらぼこぼこ穴があくので、内側から粘土を足さなければいけない。小さいとはいえ先は長そうだ。
原型。 (2003/11/26)
原型をひたすら削った。
ヤスリは用途に応じて使い分けなければいけない。今まで細かいヤスリで頑張っていたのを、大きい目のヤスリに変えたら一発で削れてしまった。しかも曲面を磨くならスポンジタイプのヤスリか布タイプでないと滑らかに行かない。
そろそろ全体的にまとめて関節球もつけて、石膏かたどりの準備に入ろうと思う。人形を何体か作ってきて、少しずつ削り方のポイントとか、どこらへんをどのように形作れば人らしくなるか、とかがわかってきた。次の大き目の人形も待っていることだし、さくさく進めていかねばならぬ。
原型... (2003/11/27)
さらにひたすら原型の修正。関節球を埋め込んだり、球の受け皿を整形したり。
まだ原型 (2003/12/01)
ぱっと見は以前UPした画像と変わらないけど、微調整はさくさく進んでいる。関節球と受け皿の調製等等。今週中には石膏に入れるか?!
原型微調整 (2003/12/02)
微調整中…。今回の人形は関節球のついている場所がいつもと違うし、正座に近い姿勢が出来るようにモモの裏も削りまくったし、ちょっと勝手が違う。
まだまだ原型 (2003/12/03)
調製がほぼ終わった。足、モモ、胴体を組み合わせてみると、紐を通さなくても自立した。モモ裏には溝があるが、膝の関節球をモモ側につけたのでジョイントに問題はない。正座も出来る。
次はちょこっとヤスリがけをした後にクロスクレイ+木工ボンドを表面に塗り、更に磨きをかけて石膏に入ることが出来そうだ。クロスクレイで妙な凸凹をなくして石膏型をより作りやすくするのがポイント。
やっと石膏型製作に (2003/12/08)
石膏型を作った。ひっちゃかめっちゃかしながら、金曜日の夜から土曜日の朝にかけて全身分作った。本当はスリップを流し込めるような質のいい型にしたかったんだけど、腕の悪さが祟ってあまり良い物が出来なかった。原型もちょっと妥協してしまったし、今回は粘土埋め込み式のモールドということで我慢しよう。乾いてきたら早速粘土を埋め込んでみる予定である。
鋳型完成 (2003/12/10)
石膏モールドが完成した。
完全に乾いていない気もするんだけど、気が急いて粘土を埋め込んでしまった。ちょっと作ってみた感触では、一押しである程度の形が出来上がってしまうところが感動であった。手なんて以前ならひーひー云いながら削って足して、少しずつ指の形を作っていったのに、型にはめるとパカッで終わりである。念のため型の中で暫く形を整えておこうと粘土を埋め込んだまま放置している状態だが、この調子で行けばもしかしたらサルの着ぐるみPINOも夢じゃないかもしれない。
型抜きしてみた (2003/12/11)
石膏モールドより粘土を外し、ガスファンヒーターの前に置いて速乾!
すっごく早い。多少のゆがみがあるものの、丸一日で原型に近い形が出来てしまった。私は完成形に近づけるのにすごく時間がかかるので、同じような大きさ形の人形を何体か作るのであれば、多少の面倒くささはあっても石膏型を作るのは早道かもしれない。暫くはPINOの型で遊んでみようと思う。
これから粘土を足したり磨いたり、関節球の調整をしたり。この大きさの人形なら義眼は8mmのものが丁度いいけれど現在グリーンとバイオレットの2組しか持っていない。取り敢えずはこの2つを使ってPINOを作るとしよう。
目を入れて整形〜 (2003/12/14)
今回は先に目を入れて頭を閉じようと思い、いろんな調整に先がけて義眼装着!前回の狐火で目の感じが左右違ってたという反省点も踏まえている。
大まかなヤスリがけが終了した時点で朝日に照らされたPINO1号画像をUPしてみた。ついでにカツラ(ちょっと大きめ)をつけて遊んでみた。
みがいてみがいて。 (2003/12/17)
PINOの磨きもいよいよ終盤に差し掛かってきた。石膏埋め込み式だと、終盤までの時間がえらく短くて嬉しい。これが終わったら今回もジェッソで塗装して、その上から油絵の具で着色である。
ゴムでつなげてみる (2003/12/26)
つなげてみると課題点が山ほど出てきた。末端のワイヤー処理とか、ゴムの強度、つなげ方など考え直さねばならないところだらけだ。
PINOのボディーはというと、こちらはそれほど悪くない。ただ頭頂部や後頭部が異様に大きくて宇宙人みたいになっているので、ちょっと削らなきゃなーと思った。写真はPINOの顔アップ。まだまだ荒削り状態なのでもっと細かいヤスリで修正していく予定だ。